笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
な、何?? あたし…どうすればいいの??


そのとき、ポケットに入れておいたケータイが震えた。


芳さんに声をかけられた後、楽屋に寄ってケータイを取って来たんだ。


残念ながら、そのとき楽屋には誰もいなくて…。


「電話??」

「はい…。」


ディスプレイに表示された名前は汰一。

何も言わないで来ちゃったからな…。


「出ていいよ、俺のことは気にしないで。」

「すいません…。」


急いで電話に出ると、その瞬間に罵声が飛んできた。


『今どこだ!!』

「ひっ…。」


汰一が怒鳴ってる~…。
かなり怒ってるなこりゃ…。
< 533 / 633 >

この作品をシェア

pagetop