笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
「ちょ、ちょっと、用事ができちゃっ…て…。」

「…。」


うぅ…気まずい雰囲気…。
でも、これも、すべてを守るため…。
耐えよう…。


「…仕事関係か?」

「……う、ん。」

「…なら仕方ねぇな。」

「……ゴメン、ありがとう。」

「…その代わり。」

「え?? ちょっ!!」


一瞬にして、あたしは汰一と壁の間に挟まれてしまった。


「汰一…??」


心臓がバクバクしてヤバイんですが…。


「…覚悟しとけよ。」


そう言って、汰一はさっさと離れてた。

あたしはというと、そのまま床にへたり込んでしまった。


「……うん…。」
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