笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
「本当に、フォローしようがないくらい間抜けな話よね。」

「マミまで…。」


芳さんを先頭に、あたし、汰一、彰、ナカ、都、マミ、大輔と、大所帯で学校まで向かう。


正直、あの報道を受けての周りの目が気になったけど、皆がいる、それだけであたしは平気だった。


「じゃあね!!」

「なんかあったらすぐ呼べよっ、虹姫!!」

「俺ら駆けつけるしな☆」

「ありがと、彰、大輔。」


年上組と別れて教室に向かう。

その途中、ナカがあたしの手を握った。


「ナカ??」

「緊張してるでしょー。」

「す、少しだけ…。」

「虹姫って緊張すると眉間に皺寄るの。」

「!!」
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