笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
「ただいまぁ…。」


7時頃、やっと寮に帰る。

どうやら仕事の影響で勉強が遅れている。
分からない範囲が広すぎて広すぎて…。

さっきまで先生に教えてもらってた。


「夕飯作んなきゃー。」


彰帰ってくるしなー…何にしよう。

と考えながら鞄を下ろすと、着替えようと、制服のネクタイに手をかける。


「虹姫!!!」

「えっ…ナカ!?」


急にあたしの部屋に飛び込んできたナカは、そのままあたしの手をつかんで寮を飛び出した。


「ナカ…どうしたの!?」

「いいからちょっと来て!!」


呆気に取られながら着いていくと、校門の所に汰一の車を発見した。
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