笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
翌朝、あたしは行動を開始した。


「いってきますっ!!」

「えっ…!? 虹姫、どこ行くの?? 学校は??」


私服で寮を出ようとしたあたしを、ナカが引き留める。


「んー…仕事!!」


と笑顔で言うと、何かを察したらしいナカ。


「…そっか。 いってらっしゃい♪」

「うんっ!!」


あたし…頑張るよ!!
星みたいに輝くSTARになるために…。

【SMILE☆STAR】になれるように!!


「行くぞ、虹姫!!」

「お父さんっ、おはよう!!」


迎えにはお父さんが来てくれた。


「現場には女しかいないからなー!!」

「当たり前!! 男がいたら汰一が怒るよ…。」


虹姫、始動です☆
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