笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
そう言ったナカは、確かにいつも通り可愛かった。 だけど…どこか男らしかった。


『…っ…ま、マミもナカが好きだよっ。』


照れて真っ赤になりながら言うマミは、可愛かった。

それを聞いた瞬間に、マミに向かってダッシュするナカ。


『えっ……ちょっ、ナカ!? ひゃっ。』


スッポリとナカの腕の中に収まったマミは、少し居心地が悪そう。

周りからは悲鳴があがった。
…理由はさておき。


『えへへへっ、僕幸せー♪』


よかったね…ナカ…。


『…ナカ、1つ…いい??』

『ん??』

『汗くさいっ。』


とマミが言うと、会場中から爆笑が起こった。
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