笑顔のしるし~SMILE☆STAR~
あたしたちは1番最後に歌うらしい。
大事なトリだね!!


周りを見渡してみると、知っている歌手ばかり。

あたしの隣には、今をときめく大物歌手のマミがいた。


「今日はよろしくお願いします♪」


とマイクに拾われないよう小さな声であたしにあいさつしてきたマミ。


「こ、こちらこそっ…!!」


うわぉ、本物だよ本物!!

マミはツインテールが特徴で、いかにも女の子な感じ。


「コウくん…だっけ。」

「あ、はいっ。」

「高1だよねっ? マミと同い年っ♪」


そっか、同い年…。


「すごいなぁ、同い年なのに…。」

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