意地悪王子とわけありな関係②







「真太郎っ」






真太郎は驚いた顔で振り返った。






「・・・・星?」






真太郎はかすれた声であたしの名前をよんだ。



















「真太郎っ


あたしっ真太郎のこと好きだった


本当に好きだったのっ



ってか好きだからっっ」















_____ぎゅうっ






あたしは思いっきり





真太郎に抱きしめた。








咲ちゃんがいるのなんて気にしてなくて






ただこの匂いに包まれたくて・・・・。









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