意地悪王子とわけありな関係②








「星は俺の彼女っ


そういうわけだからお前とは寄り戻せない



俺は星を大事にしたいから・・・



だから



・・・ごめんっ」









真太郎はもう一度あたしを抱きしめながら言った。










・・・・彼女って言った?






さっき彼女っていったよね?






あたしたち別れたんじゃないの?







真太郎?









すると咲ちゃんはにこりと笑った。








「そっか・・・


真太郎にはもう大事にしたい人がいるんだね


なら



応援するよ・・・



ありがとう・・・



真太郎幸せになって・・・ね?




星ちゃんありがとうね





それじゃあ・・・ここで」








咲ちゃんは帰って行った。











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