たった一人の親友へ〜another story〜
その夜
さなはずっと俺の話しを真剣に聞いてくれた
どんなに俺が情けないことを言っても
さなは嫌な顔一つせず聞いてくれたんだ
「俺、もうさなだけでいいや」
心の底からそう思ったんだ
今思えば
この言葉は俺の人生の中で
初めて素直に自分の気持ちを伝えた
最初で最後の言葉だったのかもしれない
それでも俺の頭の片隅では
ゆいの泣き顔と笑顔がちらついて
離れなくて
俺はどうしようもないよ
自分で自分のことが分からなくて
自分が一番傷つかない方法を選んで
相手を傷つけて
なぁさな
俺は君を利用してることになるのかな
苦しいけど
どうしていいか分からないんだ
好きだけど
大切にしたいけど
その方法が分からない
君の温かい微笑みを見て
ふと
そんなことを思ったんだ
さなはずっと俺の話しを真剣に聞いてくれた
どんなに俺が情けないことを言っても
さなは嫌な顔一つせず聞いてくれたんだ
「俺、もうさなだけでいいや」
心の底からそう思ったんだ
今思えば
この言葉は俺の人生の中で
初めて素直に自分の気持ちを伝えた
最初で最後の言葉だったのかもしれない
それでも俺の頭の片隅では
ゆいの泣き顔と笑顔がちらついて
離れなくて
俺はどうしようもないよ
自分で自分のことが分からなくて
自分が一番傷つかない方法を選んで
相手を傷つけて
なぁさな
俺は君を利用してることになるのかな
苦しいけど
どうしていいか分からないんだ
好きだけど
大切にしたいけど
その方法が分からない
君の温かい微笑みを見て
ふと
そんなことを思ったんだ