たった一人の親友へ〜another story〜
季節は変わり


俺ももう高校三年生になっていた


周りは受験モード


もちろん俺も部活も引退し


生徒会も後輩に引き継いで


周りに流されるように受験体制に入っていた




唯一の救いは


ゆいと一緒に地元の大手塾に通ったこと


ふと嫌気がさしたときも一緒に励まし合った


辛い時は慰め合って


楽しい時は笑い合って


時には喧嘩とかもして


俺達にはそんな関係が一番だなんて


今更だけどそんな気もしていた






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