たった一人の親友へ〜another story〜
まさかとは思った
必死に何かの間違いだと思いたかった
さなは友達だと
ただの友達だって
正直
俺には自信がなかったんだ
心に同じような闇をかかえた女の子を
支えきれる自信なんてなかった
だから都合よくその時に告白してくれた女の子を
利用した
学年一可愛いと言われていた“愛子”
彼女はただ純粋に俺のことを好きになってくれたのに
それなのに俺は
その気持ちを自分勝手に利用した
「俺、愛子と付き合うことにしたー」
「え?」
さなは本当にびっくりした顔を俺に向け
すぐに笑っておめでとう、と言ってくれた
これでよかったんだよな
そうやって思い込もうとしてた
そう
次の日
さなにあのことを言われるまでは
必死に何かの間違いだと思いたかった
さなは友達だと
ただの友達だって
正直
俺には自信がなかったんだ
心に同じような闇をかかえた女の子を
支えきれる自信なんてなかった
だから都合よくその時に告白してくれた女の子を
利用した
学年一可愛いと言われていた“愛子”
彼女はただ純粋に俺のことを好きになってくれたのに
それなのに俺は
その気持ちを自分勝手に利用した
「俺、愛子と付き合うことにしたー」
「え?」
さなは本当にびっくりした顔を俺に向け
すぐに笑っておめでとう、と言ってくれた
これでよかったんだよな
そうやって思い込もうとしてた
そう
次の日
さなにあのことを言われるまでは