たった一人の親友へ〜another story〜
勉強をしている時だけは、さなのことを思い出さずにすんだ


勉強に没頭することで


俺は現実から逃げていたんだ




でももう一つ


俺がどうしても勉強しなければならない理由があった


絶対に負けたくないと思ったから


あの言葉に


あいつに


俺の


義父に
< 43 / 220 >

この作品をシェア

pagetop