え?世界の為に戦えって?

「珍しいわね、イアンが武器を買いに来るなんて」

「んー、ちょっと事情があってな…」

流石に世界を救う為に、とは言えないか。

「そちらの方は?」

おっさんを見てアイラが尋ねた。

「ちょっとした知り合いだよ」

「そう?…まぁいいわ、いらっしゃい」

少し引っ掛かったようだが、店員として深く問う事は控えたみたいだ。

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