私と彼は最強カップル!?❶
事件
「祐兄ー。後どれくらい?」

「………。」

返事がない…。

ふりかえると…。



何者かに、刺されていた。

それは、私をかばったせいで刺されていた…。

「祐兄…?祐兄ーー!!!!」


「ゆ…うり…。大丈…夫か…?」

「うん!祐兄死なないで!」

「ご…めん…な…。で…も。これ…だけは…やく…そ…く…。
好きな…ひ…と…と幸せ…な…かて…い…を…つくっ…て…くれ…。」


「やーだー。・゜・(ノД`)・゜・。」

「や…く…そく…だ…ょ…」

お腹からは、すごい血が溢れてる。




「うぅ…。祐兄…。ぅ…わかった…。約束をまもるから。」



「う…ん…。ゆう…り…なく…な…。おれ…の分ま…で…わら…え。」


祐兄が、目を閉じた…。



「ふぅ…。うぅ…。祐兄…。なんでかばったんだょ…。」



私は、どれほど泣いただろう。


あれから、私は意識をなくしきずくと病院にいた。


隣には、寝ているお母さんがいた。


私は、静かに病室を出て祐兄を探した。


祐兄が、いた…場所はなくなった人が寝る部屋に、顔を隠されたまま寝ていた。



その隣で、親父が静かに泣いていた。




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