俺の姫様



「……い、おーい!!」

『へ!?あっ!ごめん!!』

「また自分の世界入ってただろ(笑)」


言い当てられてドキッとした。
こんな事がよくあるからみんなきっとすぐわかっちゃうんだろうね。



『う、うん…ごめん。』

「別にいいけどさ、あんま俺放置すんなよな!久しぶりに会ったのにさー。」

『ほんっとにごめん!!』


そーいや、パーティーの日に会ったっきりだったなぁ。

風も次期家元だしね。
そりゃ今までみたいに頻繁に会うことは出来ないよねー。



…あれ?

もしかして、私だけ暇してた??






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