俺の姫様
気持ち
自覚
《月夜side》
姫梨と別れて、これから教室に戻るのであろう生徒や未だに遊んでいる生徒で溢れる廊下を歩く。
いつも以上に視線を感じるのは、食堂でのことがあったからだろう。
いろいろ噂たってそうだな。
コソコソとなんか言ってるし。
「桜崎、彼女できたらしたいぜ。」
「何で今日周りに女いねぇの?」
「いつ見てもカッコいいー!!」
…俺、彼女いねぇし。
ってか俺の周りには女がいるのが普通なんだな。
あれ、迷惑なだけなんだけど。
あちらこちらで小さく呟かれる言葉を横目に、教室に入った。
姫梨と別れて、これから教室に戻るのであろう生徒や未だに遊んでいる生徒で溢れる廊下を歩く。
いつも以上に視線を感じるのは、食堂でのことがあったからだろう。
いろいろ噂たってそうだな。
コソコソとなんか言ってるし。
「桜崎、彼女できたらしたいぜ。」
「何で今日周りに女いねぇの?」
「いつ見てもカッコいいー!!」
…俺、彼女いねぇし。
ってか俺の周りには女がいるのが普通なんだな。
あれ、迷惑なだけなんだけど。
あちらこちらで小さく呟かれる言葉を横目に、教室に入った。