−流星−
第四章
連絡を取らなくなって数日が経った。
何度携帯と睨めっこしただろう。
「逢いたい…」
ただそれだけだった。
校舎が別々で唯一逢える10分の休み時間が楽しみで、走って食堂へ出掛けていた。
そんな10分が今では長く感じて、持て余している自分がいた。
一目見るだけならイイよね?
友達の美加とジュースを買いながらマサの姿を探す…
…居た!!!
瞳(め)が合った。
微笑(わら)った。
心臓が高鳴る。
もう無理…
その夜私は携帯を手に取り、1つの名前を見つめた。
何度携帯と睨めっこしただろう。
「逢いたい…」
ただそれだけだった。
校舎が別々で唯一逢える10分の休み時間が楽しみで、走って食堂へ出掛けていた。
そんな10分が今では長く感じて、持て余している自分がいた。
一目見るだけならイイよね?
友達の美加とジュースを買いながらマサの姿を探す…
…居た!!!
瞳(め)が合った。
微笑(わら)った。
心臓が高鳴る。
もう無理…
その夜私は携帯を手に取り、1つの名前を見つめた。