『先生‥?』



「だってこれ、点数で
振り分けられてんだろ?
凛子は頭悪いか‥ぐえッ!」

私は歩の横腹を蹴りつけてやった。


歩は少しよろめいた程度で
私に蹴られた横腹を擦り
ながらこう言った。


「と、とりあえず‥。」


「‥?」


「頑張れや(笑)」


バカにしたように言った
歩の顔にパンチをしようとしたが
さすがにそれは笑佳たちに
よって止められてしまった。




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