『先生‥?』



「ほい、荷物。」

「ありがとー」

私は歩の手から荷物を
受け取った。


「まあ‥‥アレだよ」

「‥アレ?」

歩は目を私から逸らしたまま
話を続ける。

「2人だけだし‥、並んで
帰ろうぜ。」

「あー、 成る程!」

なんだ、そういうこと
だったんだ。




< 41 / 64 >

この作品をシェア

pagetop