あいつの青春
「あー、それは俺らが悪かったな。」
俺は頭をかきながら
「わりーわりー」
と、洸の背中をポンポンと叩いた。
「いえ!俺こそすいませんでしたっ」
洸が笑いながら申しわけなさそうな顔をした。
(やっぱ
顔が幼く見える…)
洸は24歳で、
童顔って訳じゃないけど何故か俺には笑った顔が幼い少年の様に見える。
「深多さん、深多さん!
俺、今日ここ泊まるからご飯もごちになってやります♪」
「マジすか!?
嬉しいっす!今日は晩飯和食ですから!」
2人が楽しそうに話してたけど、つっこんでみた
「ヒロ、
日本語おかしい。
洸。大人ならそれにつっこんでやれ。」
俺がそう言うと2人ともハッとして。
「気付かなかった(っす)!」