あいつの青春
「……ま、いーや。
あ、そーだ…
洸。ヒロに服貸してやってくれ、
俺のじゃちっさいだろーから。」
「承知っす♪」
「あー…
言われてみれば
翔汰のじゃちっさいな」
「黙れ。」
ヒロの頭をゴツンと一発殴った。
ヒロはもがきながら涙目で洸に手伝うことを聞いていた
「そうそう!
ヒロさんの声で
お赤飯って聞こえたので炊いときましたよ!
お赤飯♪」
「「ブーッッ―…!!!」」
俺とヒロは洸が出してくれたお茶を口から吐き出した。
「アハハハハハハハッッ!
深多さん本当に炊いちゃったんだっ!」
「ヒロっお前のせーだかんなっっ!
洸も…
なにやってんだよ…」