あいつの青春
「え、つくっちゃまずかったですか!?」
「いや!
深多さんよくやってくれた!賞状渡したいくらいだよ!」
と、ヒロが悪戯っぽく笑いながら洸に抱きついていた。
「でも、何でお赤飯なんですか?
若に好きな子でもできました?」
洸は冗談半分で笑いながら聞いてきた。
「なっ―…!?」
俺は思わず手からコップをすべりおとした。
カタンッッ―…
幸いコップはプラスチックだったのでわれずにすんだ。
「もしかして―…
ず、図星ですか…?」
洸はそう言いながら瞳をキラキラさせていた
「ちっ、違っ―…///」
「照れるところが
ますます怪しいです!」