あいつの青春
「洸しつこいっっ!」
「だってー、
わかぁ―…」
「だってじゃねぇ、可愛くないぞ!」
俺は洸の首を軽くしめながら赤い顔を隠した。
「あっ、なになにっ?
俺も混ぜて♪」
ヒロがニコニコしながら俺の背中に飛びついてきた。
「がっ―…
おっもっ―…!?お前体重何キロあんだよっ!!!」
「わっかんねー!」
「若!
ギブっギブっ―…!」
ガクッ
「「あっ。」」
「みっ…
深多さぁーん!!!!!!」
ヒロが洸の頭を抱えてわざとっぽく叫んだ。
1.5話 END