あいつの青春
「は、はい…!」
「ってか、寝れないね
こんなに中途半端な時間に起きて話し込んじゃうとさぁ…」
「そうですねぇ…
夜中だから何にもすることないですし…」
「ま、もう一回寝ようとこころみてみよう!」
俺は小さく、うんうんと頷いた
「あ、そーそー!
洸さんにも俺のこと教えとくね。」
「あ、はい。」
俺は小さく笑って。
「俺、
両親の本当の子供じゃないっぽいんだよねぇ」
「…え……ぽいって?」