あいつの青春
「まぁいいや!
あと三時間くらい翔汰の横で寝てこよっかな!」
「ヒロさん…
起きたら若に蹴飛ばされると思いますけど…」
洸さんが心配そうな顔で見つめてきた。
「あー大丈夫、大丈夫!
翔汰ってあれで結構人に添い寝してもらうの好きだし!
小学生の時はよく遊び疲れて、みなかと2人で寝てたよね」
「そーですね!
若って、素直じゃないから…」
「そーそー!俺も苦労するよ…
………洸さん!」
「あ、はい!」
「これから、
深多さんじゃなくて洸さんって呼ぶから!
いいよね?って言ってもさっきから勝手に呼んでるけど…」