暴れる帝姫
しばらくしてなんとか落ち着いた

「大丈夫だったかい?」

よくみるとこいつもイケメンだ

そして、手がごつごつしてるとこをみるとテニス部のようだ

「あなた、亮を迎えに来たのね」

彼はすごく驚いていた

「どうしてわかったんだい?」

「その手と、あのパンダどもの反応みてたらテニス部だってすぐわかるわよ」


「キミは頭がいいね」

「あなたは何も聞かないのね」


一瞬ぽかんとしたが、意味がわかったらしい


「きかないよ それと、長太郎とよんでください」

「わかったわ 長太郎                                 私は、黄桜 紫苑よ 紫苑でいいわ」


すると、急に納得した様子だった

追求すると亮が私のことを

長太郎によく話していることを教えてくれた

私が今日見に来ることも、知っていたらしい


私達はテニスコートに向けて歩き始めた






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