ガラスのタンポポ#虹
指輪と明日
春休みが終わったオレの日常は、また専学へ通う日々。
2年になると勉強や実習はハードさを増し、オレに奏来を思い出させようとはしなかった。
正確に言うと、オレが思い出そうとはしなかった。
だけどそんな事は、もう。
どうでもいい事。
奏来を失ったオレにとっちゃ、もう何もかもがどうでも良かった。
投げやり、自暴自棄。
それすら日常に流れていく。
2年になると勉強や実習はハードさを増し、オレに奏来を思い出させようとはしなかった。
正確に言うと、オレが思い出そうとはしなかった。
だけどそんな事は、もう。
どうでもいい事。
奏来を失ったオレにとっちゃ、もう何もかもがどうでも良かった。
投げやり、自暴自棄。
それすら日常に流れていく。