“愛してる”と伝えたくて【完】
「…俺っ…もぅ…限界」
奏多、何が限界なの?
奏多は、
「アハハハー無理だ。耐えらんない。ちょーウケる」
笑いを堪えてたんだね…
奏多がおもいっきり笑いだしたら、頑張って耐えていた、白夜と風心まで笑いだした。
「うるせェ」
悠心?真っ赤な顔で言っても意味ないよ!
意外にも優しい私は悠心に心の中でそっと教えておいた。
あり? なんか忘れてるような…気が……
それは、転ける前にさかのぼる…
「…授業ー!!!」
やっバ、忘れてたよ!
私が、いきなり大声出したから皆ビックリだよ!
「俺、サボる」
「「「俺も」」」
皆、サボるのぉ??
今の授業って、確か学校て一番怖い先生の授業じゃん!
今行ってもなぁ…。