“愛してる”と伝えたくて【完】

中に入ると皆がいた。

「あっ、結理亜」

「本当だ」

奏多と風心がいた。

悠心はソファーに座っていて、無言でコッチを見ていた。

さっきの事謝らないと…。

「悠心さっきは、ゴメンね。私何かした?」

「…んで、結理亜が謝るんだよ?ハアッ…俺が悪かった。ゴメンな」


悠心の目は優しかった。

そして、少し悲しそうだった。
< 57 / 203 >

この作品をシェア

pagetop