“愛してる”と伝えたくて【完】
繋がった心
今日も、学校が終わり外に出たら、白夜と乗ったあの怪い車が止まっていた。
誰待ってるんだろう?
私は、そんな気持ちでその車の横を通り過ぎると、窓が開いて「乗れ」と悠心に言われた。
「うん」
私待ちかよ。
自分に突っ込んでみた。
てか、びっくりしたぁ。
「あれっ?悠心1人?」
「あぁ…」
「そっ、かぁ…」
なんか、寂しい。
どうやら、倉庫に着いたようだ。
中に入ると…シンプルな家具だけで皆はいなかった。
「そんなに気になるか?」
「…ぅん。だっていつも皆と一緒だから、急にいなくなるのが怖いんだ」
そう、幸せが壊れるのが怖い。
それと一緒。