“愛してる”と伝えたくて【完】


目の前には、チャラチャラした人5人ぐらいがいた。

「ねぇ、一緒に遊ぼうよ」

腕を捕まれた。

「いっ、嫌。やめて下さいっ」

ヤダっ。

「いいじゃん。1人なんだから」

ヤダっ。

「おぃ、その子に触ってんじゃねぇよ」

白夜!

「結理亜、危ないから下がっててね」

奏多!

「分かった」

私は奏多の後ろに移動した。

「おっ、お前ら水木奏多と谷原白夜か?」

何で知ってるの?
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