“愛してる”と伝えたくて【完】


「「そうだけど?」」

ハモった!

「すっ、すいませんでしたぁ」

チャラ男は逃げて行った。

私は、さっきの恐怖で涙が出てきて、抱き付いた。

2人は、

「もう大丈夫」

って言ってくれた。


私が泣き止み、白夜が
「帰るか」

と言って来たから、私は

「そうだね」

と言った。


奏多が心配そうに見て来たから私は、

「大丈夫だよ」

と答えた。



倉庫に戻ると、悠心がじっと私を見てきた。


「結理亜、目「俺が話す」

私が、話すとまた恐怖で泣いてしまいそうだったから、白夜の言葉は嬉しかった。

白夜は、悠心の耳元で何かを言った。
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