“愛してる”と伝えたくて【完】
私の家から倉庫までは、少しの道のりだけどいつもより短く感じた。
車を降りる時も手をつないだまま。
そのまま、倉庫の中に入っていく。
そして、悠心はいつも座っているソファーへ。
私は、勿論悠心の隣に座った。
そんな私を不思議に思い、「結理亜、熱でもあんのか?」
「ないよぉ」
心配をしていた。
悠心はびっくりしている。
いつもの私なら、絶対に怒るはずだもん。
私は朝から昼まで皆といた。
とっても楽しかった。
でも、もう終わり。
悠心に言わないと…。