【BL】後輩、俺様、ぱんなこった!
├眼鏡萌え
「先輩っていつから眼鏡かけてましたっけ?」
僕が首を傾げると、
先輩は困ったように僕の髪をぐしゃぐしゃと撫でた。
「テルのせいなの覚えてないんか」
「え? 僕のせい?」
「たく、お前な~…」
先輩の主張、またの名を思い出話。
みたいなものに耳を傾ける。
僕は昔を思い出しながら…
先輩の話を聞いた。
僕が中学一年生。
先輩が中学三年生。
先輩が卒業してしまうちょっと前だったそうだ。
全然、覚えてないけどね。
思い出す気配もないけどね。