【BL】後輩、俺様、ぱんなこった!
気がつくと思いだけが突っ走っていて、
大変なことも口走っていた。
「嫌って言ったらどうします?」
にまにまと笑みを浮かべるテル。
コイツが嫌なら……
抱きしめられるはずもない。
「テルが嫌なら、我慢する…」
テルの顔を見ていられなくなって、ちょっと視線を落とした。
「先輩ったら、発情期♪」
俺の頬をくすぐるように、
テルの赤髪がふさふさとあたる。
俺の胸には、テル。
俺の身体に手を回すテル。