薬指のマニキュア
静夏「今度、家に遊びに行っていいですか?」



洋治のお母さんは満面の笑みを浮かべ



母(洋)「もちろんよ!
洋治は学校行ってないのよ。
だからお友達が家に遊びに来たらあの子きっと喜ぶわぁ」



嬉しかった



静夏「はい☆じゃあ行きます!」


母(洋)「来てちょうだい!
荷物まで持ってくれてありがとね」



静夏「いえ、じゃあ。さようなら」




頭を下げ家に帰る私に笑顔で手を振ってくれた



洋治のお母さんの話しを聞いて、ほんの少しだけど「エイズ」って病気が恐ろしいって分かった気がした




夜、私が夕飯を食べているとき
コップにお茶を注ぎながら


母(静)「静夏!隣の牧村さんとお話ししてたんだって!?
何回あんたに注意をすれば分かるの!!
関わっちゃダメでしょ!!」



またいつもの様に私に怒鳴った



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