薬指のマニキュア
ちょっとして


洋治「お待たせ☆」


私が振り返ると
部屋着しか見た事なかったから何だか照れちゃう



洋治「何、顔を赤くしてんの?暑いか?」



静夏「部屋着しか見た事なかったから…///
格好いいじゃん!」


っと私がそんな事で赤くなってたと思ってもなかったのだろう
洋治もパッと赤くなり



洋治「バーカ///行くぞっ!」



っとスタスタ玄関に歩いて行く


静夏「待ってよ〜!」



照れる洋治の背中を追い掛けた


洋治と家を出て少し歩いたら
近所のおばちゃん3人組が集まって何か言ってる


それに気付いた洋治が私から少し離れた



多分それは洋治の優しさだろうきっと私の事を思って取った行動だとピンっと思った



私は洋治にこれ以上、寂しい思いはさせない!!



他の奴が白い目で見ても
私は洋治の傍に居るって決めたんだから



私はおばちゃん達を睨みつけ
離れた洋治の手を握り締め歩いた


おばちゃん達もびっくりしてる


洋治「どうしたんだよッッ!」



とおばちゃん達をチラッと見ながら私に聞く


静夏「手を繋ぐの嫌…?」



洋治「嫌じゃないけど、ただビックリしたから///」



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