薬指のマニキュア
長い指でピースして平然と言う洋治だった
ドキッとした
洋治はあの時、どんな想いで私に言ったの?
辛いけど笑って言ってみせたの?
強がりってやつだったの…?
静夏「ね…?聞いていい?」
洋治「いいよ☆何!?」
静夏「あんた…、エイズって本当…?」
洋治「やっぱり聞いたんだ」
静夏「えっ?」
洋治「この前、母ちゃんと出掛けて帰って来た時
近所のおばちゃんがコソコソ言ってたから。
おばちゃんって情報が耳に入るの早いよね(笑)
まっ、出るのも早いけど☆」
また笑った
私は思った
多分だけど、洋治は小さい時から同じ思いを沢山して来たんだ…
だから洋治は笑って話せるぐらい強くなってるんだ…
勝てないと思った
洋治「キミ、名前は??」
静夏「静夏…。」
洋治「静夏かぁ。良い名前だね」
他人にそんな事言われたの初めて!
しかも今初めて会った人に
静夏「そぅかなぁ?私はあまり好きじゃないなぁ」
洋治「何で!親に付けて貰った名前だよ?
良い名前だよ☆」
静夏「ぁ、あんたの名前は?」
洋治「俺?俺は牧村洋治!宜しくな☆」
牧村洋治…。
.
ドキッとした
洋治はあの時、どんな想いで私に言ったの?
辛いけど笑って言ってみせたの?
強がりってやつだったの…?
静夏「ね…?聞いていい?」
洋治「いいよ☆何!?」
静夏「あんた…、エイズって本当…?」
洋治「やっぱり聞いたんだ」
静夏「えっ?」
洋治「この前、母ちゃんと出掛けて帰って来た時
近所のおばちゃんがコソコソ言ってたから。
おばちゃんって情報が耳に入るの早いよね(笑)
まっ、出るのも早いけど☆」
また笑った
私は思った
多分だけど、洋治は小さい時から同じ思いを沢山して来たんだ…
だから洋治は笑って話せるぐらい強くなってるんだ…
勝てないと思った
洋治「キミ、名前は??」
静夏「静夏…。」
洋治「静夏かぁ。良い名前だね」
他人にそんな事言われたの初めて!
しかも今初めて会った人に
静夏「そぅかなぁ?私はあまり好きじゃないなぁ」
洋治「何で!親に付けて貰った名前だよ?
良い名前だよ☆」
静夏「ぁ、あんたの名前は?」
洋治「俺?俺は牧村洋治!宜しくな☆」
牧村洋治…。
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