薬指のマニキュア
母(洋)「お帰りなさい、あなた…隣の静夏ちゃんよね?」



静夏「はぃ…。」


何を言われるかと少し怖くて
小さな声で返事をした



母(洋)「牧村です!うちの洋治と仲良くしてね」


洋治のお母さんも私に対して明るく話してくれた

ホットしたのもあったし
自分の思ってた感じと違っていたから


静夏「はぃ…。」


っとさっきと同じ返事の仕方をしてしまった



その時、私の家の玄関が開き
お母さんが出て来た


静夏「お母さんッッ!(小声)」


仲良くするなって言われてたから、お母さんに話してる所を見られたくなかった


でも運悪くお母さんに、私と洋治のお母さんと話してる所を見られてしまった


お母さんはビックリした表情で小走りで走って来た



母(静)「静夏ッッ!ちょっと来なさい!」


私は腕を強く掴まれ家の中に入れさせられた


玄関を入る時、洋治のお母さんの顔が少し見えた


とても悲しい顔をしていた…

その表情を見た時私は
「いけない事をしてる!」っと言う罪悪感がよぎった



静夏「ちょっと離してよッッ!!」



母(静)「隣の牧村さんとは関わるなって言ったはずよ!
お母さんの話を聞いてなかったの!?」



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