薬指のマニキュア
体に悪い物を軽く欲しがる洋治に少し強く



静夏「ダメ!未成年でしょ!!」


洋治「何だよそれ(笑)」



洋治の顔呆れ顔もスゴく優しくて綺麗な顔だった



洋治と話してると、いつの間にか私のイライラも
どこかにいっちゃってた



静夏「あっ、そうだ!あんたのお母さんに謝っててくんない?」



洋治「母ちゃんに…?」



静夏「夕方ね?あんたのお母さんと話してる時に、うちの親に家の中に無理矢理入れられちゃって。
話の途中だったし、何か感じ悪くなっちゃったから
【ごめんなさい】って」



洋治「いいけど、俺の母ちゃんと何話したの母ちゃん?」


洋治は私が話した事より
内容の方が気になってたみたいに聞いてきた



静夏「だた、あんたと仲良くしてって言われただけ」



洋治「ふぅ〜ん。そうなんだ。ってか一つ言っていい?」



静夏「ん?」



洋治「さっきから【あんた】って、止めてくんない?
俺の名前 教えたじゃん!!」



静夏「言ってた?無意識、無意識!ごめん!
んで名前、何だっけ?」



と笑って言う私にちょっとムッっとして


洋治「はぁ?忘れたの!?」


可哀想に見えて


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