チビ*ラブ
Three*Game
私……最低だ。
怒りに身を任せて
あんな事を言っちゃうなんて。
私、志乃の彼女 失格だ
「志乃っ」
勇気を出して
休み時間に志乃に話しかけた。
すると志乃は私を見て、
一瞬で目を逸らした。
「……知夏」
「あのね、志乃……昨日は――――」
「しばらく話しかけないで。
試合、近いから」
私の言葉を遮って言った後
私から離れていった。
――――拒絶された。
「あと、一緒に帰れない。
もう待たなくていい」
「……やだよ」