チビ*ラブ



「…ほらな?いいハンデだろ」


余裕に振る舞う志乃だが
内心すごく嬉しそう。


だって……

シュートが決まった瞬間
君は
いちばん輝いていたと同時に

すごく綺麗な笑顔をしたから…………



そして、
次は木山がオフェンスで
志乃がディフェンスとなった。



志乃はディフェンスが上手いってコーチに褒められるほどだが、ここで不利な結末となる。



「……っくそ」


「ははっ、残念♪」



木山にボールを上に上げられた挙句、得意なセンタープレーをされては志乃も打つ手がない。






< 37 / 73 >

この作品をシェア

pagetop