チビ*ラブ



私の言葉に木山の表情は
パッと明るくなった。



「そっか♪
ならいっか。次に志乃に勝てば」


「……次とかないから」



ムスッと頬を膨らます志乃は
すごく可愛い。



そして長い1on1も終わって
練習も終了した。



「お疲れー志乃」


「おぅ!お疲れ」



そう言って友達と別れた後、
私の元へやって来る志乃。


「わり。待った?」


「ううん。ぢゃ、帰ろ」



そして私と志乃は
学校を出た。









< 44 / 73 >

この作品をシェア

pagetop