悲しき 極道
アカン…
話聞きよらん…
「シュリくん。
ヒトミのこと
頼むね。」
「はい(笑)」
川田さんに
松田さんを
頼まれたんやさかい、
明るく返事するしか
なかった。
松田さんは
ワシを見て笑ってる。
もぉ
グタグタ言うてもアカン。
ワシが責任もって、
松田さんを女子寮まで
送る!!
藤と川田さんは、
手ぇつないで
行きよった。
「ほな、
送ります…」
ワシは緊張からか、
歩き方がぎこちなかった。
「寒くないっすか…?」
「大丈夫。
暑いから。」
真夏やもんな…
アッという間に、
女子寮が見えてきた。
結局、
一言だけの会話やった。
松田さんの部屋は
ハシっこやから、
溝をこえやなアカン。
ワシは飛べるんやが、
松田さんは…ムズいかも。
松田さんが、
ワシに手を求めてきた!!
仕方ない!!
ワシが手をにぎらな、
松田さんは溝にハマる!!
失礼します〜
「…ヤワラカイ…」
松田さんの手のひらは、
柔らかかった。
おまけに、
ワシだけに
バイバイして部屋入った!!
ワシは頭を下げて、
普通に振り向いて
歩きだした。
「ドスッ!!」
…ワシが溝にハマった…
そのまま、
さっき松田さんの掴んだ
手の匂いかいだった。
なんかえぇニオイした。
決して、
変態やない。
せやけど、
えぇニオイした。
話聞きよらん…
「シュリくん。
ヒトミのこと
頼むね。」
「はい(笑)」
川田さんに
松田さんを
頼まれたんやさかい、
明るく返事するしか
なかった。
松田さんは
ワシを見て笑ってる。
もぉ
グタグタ言うてもアカン。
ワシが責任もって、
松田さんを女子寮まで
送る!!
藤と川田さんは、
手ぇつないで
行きよった。
「ほな、
送ります…」
ワシは緊張からか、
歩き方がぎこちなかった。
「寒くないっすか…?」
「大丈夫。
暑いから。」
真夏やもんな…
アッという間に、
女子寮が見えてきた。
結局、
一言だけの会話やった。
松田さんの部屋は
ハシっこやから、
溝をこえやなアカン。
ワシは飛べるんやが、
松田さんは…ムズいかも。
松田さんが、
ワシに手を求めてきた!!
仕方ない!!
ワシが手をにぎらな、
松田さんは溝にハマる!!
失礼します〜
「…ヤワラカイ…」
松田さんの手のひらは、
柔らかかった。
おまけに、
ワシだけに
バイバイして部屋入った!!
ワシは頭を下げて、
普通に振り向いて
歩きだした。
「ドスッ!!」
…ワシが溝にハマった…
そのまま、
さっき松田さんの掴んだ
手の匂いかいだった。
なんかえぇニオイした。
決して、
変態やない。
せやけど、
えぇニオイした。