空、あなたしか見えなくて
胸の高鳴り
種
神様、どうして私たちは
出会ってしまったのですか-...?
都会なんて嫌い。
どこを見ても人、人、人。
緑のあるところに住みたい。
ずっと思っていた夢が叶った。
「南中学校...どこ...?」
緑のたくさんある中学校
とだけしか聞いてない私、小川夏は
道に迷ってしまった模様。
「こっち?でも...こっちかも...。」
場所分かんない...。
「あ!」
同じ制服の男子を見つけた。
この際、誰でも良いから話しかけてみよう...。
「あっあの...。」
「ん?」
振り返ってこっちを向いた男子の顔は
あまりにも整いすぎていた。
「何?」
「えっと...南中ってどこですか...?」
「あ、俺その中学だから一緒に行く?」
「え、良いんですか?」
「いいよ、行こ。」
「はっはい。」
顔を見て、声を聞いてからの
心臓の高鳴り。
なんだろう...変な感じ...。
「新1年生?」
「いや、2年生です。」
「えっ転校生?」
「はい。」
「俺も2年生!同じクラスかもな!」
「そ...そっか...。」
すごいはしゃぎよう...。
「名前、なんて言うんだ?」
「小川夏です。」
「夏か、良い名前だな!」
こっちを見て
微笑んできた。
また、心臓が高鳴る。
今日の私、なんか変。
「俺、日向空。改めてよろしく。」
「よろしく。」
「あ、ここ。南中!」
「...こ、ここ?!」
日向君が指をさした先には...。
出会ってしまったのですか-...?
都会なんて嫌い。
どこを見ても人、人、人。
緑のあるところに住みたい。
ずっと思っていた夢が叶った。
「南中学校...どこ...?」
緑のたくさんある中学校
とだけしか聞いてない私、小川夏は
道に迷ってしまった模様。
「こっち?でも...こっちかも...。」
場所分かんない...。
「あ!」
同じ制服の男子を見つけた。
この際、誰でも良いから話しかけてみよう...。
「あっあの...。」
「ん?」
振り返ってこっちを向いた男子の顔は
あまりにも整いすぎていた。
「何?」
「えっと...南中ってどこですか...?」
「あ、俺その中学だから一緒に行く?」
「え、良いんですか?」
「いいよ、行こ。」
「はっはい。」
顔を見て、声を聞いてからの
心臓の高鳴り。
なんだろう...変な感じ...。
「新1年生?」
「いや、2年生です。」
「えっ転校生?」
「はい。」
「俺も2年生!同じクラスかもな!」
「そ...そっか...。」
すごいはしゃぎよう...。
「名前、なんて言うんだ?」
「小川夏です。」
「夏か、良い名前だな!」
こっちを見て
微笑んできた。
また、心臓が高鳴る。
今日の私、なんか変。
「俺、日向空。改めてよろしく。」
「よろしく。」
「あ、ここ。南中!」
「...こ、ここ?!」
日向君が指をさした先には...。