空、あなたしか見えなくて
学校
学校(?)らしき物が...。
「ここだよ?南中。」
「う...嘘...だって、パンフには...。」
「あれ、53年前に撮った物だよ?」
「...え-------------------!」
ご...53年前?
嘘、普通そんなもん中学校の
パンフに載せる?
パンフに乗っていたのは
真っ白の綺麗な校舎だったのに
これは...何...?
今私の目の前にあるのは
黄ばんでいて...ツタが絡まっていて...
とにかく汚い。
「そんなに驚くか。口、半開き。」
「あっ...。」
恥ずかしい...。
あ-、もう絶対顔真っ赤...。
「じゃ、行くか。」
「...?!」
日向君はそういって、私の手首を
つかんで、どんどん前に進んでいった。
え、ちょっ...。
日向君の顔は見えないけど
掴まれている手が熱くて
私の手首も
徐々に熱くなっていく。
「え?!空君?!」
「あの子、誰?」
「空の彼女じゃないよね?」
周りの視線と声が痛い...。
「あっあの...日向君!」
「...。」
私が言っても日向君は無視する。
なんで...?
どうしたの...?
「ここだよ?南中。」
「う...嘘...だって、パンフには...。」
「あれ、53年前に撮った物だよ?」
「...え-------------------!」
ご...53年前?
嘘、普通そんなもん中学校の
パンフに載せる?
パンフに乗っていたのは
真っ白の綺麗な校舎だったのに
これは...何...?
今私の目の前にあるのは
黄ばんでいて...ツタが絡まっていて...
とにかく汚い。
「そんなに驚くか。口、半開き。」
「あっ...。」
恥ずかしい...。
あ-、もう絶対顔真っ赤...。
「じゃ、行くか。」
「...?!」
日向君はそういって、私の手首を
つかんで、どんどん前に進んでいった。
え、ちょっ...。
日向君の顔は見えないけど
掴まれている手が熱くて
私の手首も
徐々に熱くなっていく。
「え?!空君?!」
「あの子、誰?」
「空の彼女じゃないよね?」
周りの視線と声が痛い...。
「あっあの...日向君!」
「...。」
私が言っても日向君は無視する。
なんで...?
どうしたの...?