youthful sound-青春の音-

私は、
黒髪男さんと一緒に理事長室を出た。


「俺は、高田 京 (タカダ キョウ)。木下 クラスの担任です。」


黒髪男さんは、高田先生だそうです。


「私は、木下 潤(キノシタ ウルウ)です。」


「知ってる。」


あ、

「そうですね。すみません。」


「いや、別に謝んなくても‥」


「あ、そうですか。」


「着いたぞ。1-B。」


「ここですか。何か教室の中からすごい音がしてますが。」


さっきから、ぼこぼこ音がする。
人を殴ってるような音が‥。


「あぁ、いつもの事だ。気にすんな。」


いつも‥
「気にすんなってゆうのは無理な話です。」





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