youthful sound-青春の音-

「ね、姉さん、何だって??」

叔父さんは、ひきつった笑顔で聞いてきた。


笑えてませんよ??


「言わなかったっけ??だって。」


私は、お母さんの話し方を真似しながら答えた。


多分似てなかったと思うけど。


「そ、そっか。ね、姉さんらしいな。」


「うん、お母さんだもんね。」


「あ、あぁ。」


おいおい、どんだけ私が恐いんだい??


さっきから、何かおかしい気がするんですが??


あ!!

「教室、行かなくていいの??」

ここにきてから、結構たってるけど。



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