氷雨
女の子は自分より一回りは大きい男の子に圧倒的な力を行使する。
人は見た目によらないというのは本当らしい。

「う、うわぁん!」

とうとう、男の子が泣き出してしまった。

「おまえ、つぎゆーちゃんなかしたらこれぢゃすまさないからね。…わかった?」

男の子は何度も頷き、逃げていった。
女の子はそれを見届けると、ゆーちゃんという男の子の所へ向かった。

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